2013.03.24 Sunday

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    2010.11.06 Saturday

    クールでスマート、緊密な「スラブ舞曲」/ヴィヴィアン

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      クリーヴランド管弦楽団のドヴォルザーク スラヴ舞曲集
      この曲の名盤中の名盤。この演奏こそが、この曲のベスト盤ではないか

      舞曲集といえば、ドヴォルザークのこの「スラヴ舞曲集」と、ブラームスの「ハンガリー舞曲集」にとどめをさすが、「ハンガリー舞曲集」が、後半の第3集以降が退屈で、抜粋盤があれば十分と感じるのに対し、この「スラヴ舞曲集」は、後半の第2集も一定の水準を維持しており、全曲盤としては、明らかにこの「スラヴ舞曲集」の方が聴き応えがある。 

      また、「ハンガリー舞曲集」の方が、めぼしい全曲盤がアバド指揮ウィーン・フィル盤くらいしかなく、ほぼこれで決まりという感じなのに対し、この「スラヴ舞曲集」の方は、いわゆるお国物指揮者を中心に、結構、全曲盤の数も多く、選択肢の幅が広いのも特徴だ。

      セルとドヴォルザークの相性の良さは、私も交響曲第7番と第8番で確認済なのだが、昔から名盤中の名盤として知られているこの舞曲集でも、この曲のベスト盤といわれているクーベリック指揮バイエルン放送響盤よりも、明らかに出来が良いと感じた。 

      セルは、ゆったりとしたテンポを基調に置いているだけに、クーベリックよりも緩急の描き分けが一層大きくなっており、音の強弱の幅、表情付けも大きい。こうした特徴が一つの曲の中で絶妙にブレンドされており、優美さと、スラヴ舞曲特有の激しく軽快に躍動するリズム感を兼ね備えた、スケールの大きい素晴らしい名演となっているのだ。 

      ちなみに、私は、クーベリック盤は、2007年2月発売の最新盤ではなく、手持ちの1992年11月発売の旧盤で聴き比べを行っているのだが、クーベリックは、セルよりも5分近く速いテンポを取って、推進力に富んだ軽快な演奏はしているものの、意外に表情がさらっとしているというか淡白で、セルと比べるとスケールも小さいのだ。少なくともこの旧盤で聴く限り、私には、この演奏がこの曲のベスト盤であるとは、にわかには信じ難い。 

      クールでスマート、緊密な「スラブ舞曲」

      ドヴォルザークの「スラブ舞曲」管弦楽版。作品46からの8曲と作品72からの8曲をジョージ・セル指揮クリーブランド管弦楽団が演奏して収録したディスクである。録音は1963年から65年にかけて5回のセッションで演奏されたもの。機能的なアンサンブルで定評のあるセルとクリーブランド管弦楽団のコンビだが、ここではスラブ的なメロディを時に粘っこく、リズミカルな曲では熱っぽく演奏している。録音のせいか、管楽器にやや色彩感が不足しているが、そのぶん瑞々しい弦楽器の神技に近いテクニックが埋めている。作品46の第3番の終結近くの追い込みや、有名な作品72の第2番(ホ短調)の粘りと独特なルバート、第7番のアンサンブルなど実に素晴らしい。

      ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(全16曲)
      ヴィヴィアンウエストウッドの財布がかわいくて大好き!
      2010.11.06 Saturday

      日本におけるサティ浸透の最高の功労者

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        高橋悠治のサティ ピアノ作品集

        大学生のころ聴きました

        高橋先生がサティか…ニワカ丸出し状態で購入、鑑賞。
        …いいなあ。サティのなんたるかを知っている方の演奏はいい。
        意外にサティをコンプリートするのは難しいのでは。佳曲があちこちのアルバムに少しずつ収まっていますからね。
        仕事で疲れているときに聴いています。EMIの「ベスト・オブ・サティ」もいいですが、これもなかなか。

        高橋悠治のサティ

        デジタル録音の先駆者日本コロムビアがかってアナログディスクで出していた演奏で、 1976 年の録音ながらデジタル録音( PCM 録音)。
        “このディスクにはところによりピアニシモの部分に微少なノイズがありますが、 1970 年代のデジタル録音のためオリジナル・テープにあるものです。ご了承ください。”との表記があるが、気にするほどのことはない。
        いかにも高橋悠治らしいサティだ。
        “ジュ・トゥ・ヴ”など、もっとロマンチックに演奏されることが多いと思うが、高橋悠治は心地よいぶっきらぼうさで弾き切っている。
        私は非常に良いと思うが、ロマンチックな抑揚や瞑想的な癒しを求める人には合わないだろう。

        日本におけるサティ浸透の最高の功労者

        エリック・サティ(1866〜1925)が現在のようにコマーシャルにまで多く用いられ、生活に浸透して行った『演奏者』としての最高の功労者はと言えば日本ではあまり評価が高いとは思われないアルド・チッコリーニだろうし、日本における最大の功労者は間違いなく高橋悠治・アキ兄妹だろう。
        1980年2月、ニューヨーク州立大学バッファロー校に付属していたセンター・オブ・ザ・クリエイティブ・アンド・パフォーミング・アーツ(創造的演奏芸術センター)のメンバーであった高橋アキは、このセンターのディレクターであった作曲家モートン・フェルドマンからそこでのリサイタルにメシアン・クセナキスの曲とともにサティの『5つのノクチュルヌ』を所望された。高橋アキは、渋谷にあったジャンジャンで足掛け3年間『エリック・サティ連続演奏会』を行っていてほとんど全曲を日本でおそらく初めて知らしめていたのだ。時にジョン・ケージが大きくエリック・サティに傾倒していて、ケージと30年来の友人であったフェルドマンがサティ*ケージ*高橋アキの3つを繋いだと考えられる。
        その時兄高橋悠治はサティの音楽をより、音楽論的に作品分析を行っている。
        例えば最も有名なサティの曲『ジムノペディ第3番』は、メロディーをMとし、前奏・間奏・後奏をLとして小節数を数えると次のような図式になる。
        L4M9M7M7/L3M10/L2__M6M7/L5
        かくて主旋律から伴奏和音が予想できず、あらゆる虚飾の剥ぎ取られた純な音が抽出され、音楽が生成されていく。
        美しいサティの音楽がサロンに埋もれることなく、全曲を漏れなく今この耳に聴けると言う奇跡を起こした人、それが高橋悠治とアキだ。

        サティ:ピアノ作品集(1)
        2010.11.06 Saturday

        心のそよ風を頂きました

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          宮本文昭のリラクシング・ベスト

          心のそよ風を頂きました

          以前から宮本文昭さんのサウンドには心を癒されてきましたが、今回のCDもなんとも言えない心地よさを頂きました。何度聞いてもこの感じは変わりません。タイトル通り、リラクシングするにはベストな選曲で文句のつけようが無いすばらしい内容です。これから何か落ち込んだり心の掃除をしたい時は、このCDを聞きたくなると思います。ほんとに購入して良かったです。

          宮本文昭リラクシング・ベスト

          2010.11.06 Saturday

          イーハトーブに響くピアノ

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            加古隆のKENJI

            イーハトーブに響くピアノ

            宮沢賢治作品を音でイメージ化したものには明るくてユーモラスなものも多いような気がするのですが、この作品は違います。
            加古隆独特のもの悲しく、緊張感に満ちた音と、野沢那智のよく響く落ち着いた声での作品の朗読は、
            美しさと同時に深い悲しみを湛える賢治世界の深淵をとてもうまく表している気がします。
            賢治の短歌に始まり、『注文の多い料理店の序』に終わる構成も見事。
            個人的にはトラック3の『銀河鉄道の夜』が一番好きで、そのピアノの
            響きとメロディに心をかきむしるほどの切なさを覚えます。
            賢治の描いた絵やイーハトーブの風景写真をあしらったジャケット、インナーも最高です。
            賢治の愛した東北の奥ゆかしく謎めいた空気をとても美しくイメージ化していると思います。
            ジャケットを眺めながら聴いていると、いつも心がイーハトーブへ飛んでしまいます。
            月夜の晩に空を見ながら。しんしんと降り積もる雪を見ながら。東北の地を旅しながら。
            賢治の世界をここまで美しく音にしてくれた加古隆さんに感服。
            加古ファン、賢治ファン、ともに必聴。

            KENJI

            2010.11.06 Saturday

            パッションというより多国籍なイメージ

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              川井郁子のアパッショナータ

              ハマリマシタ!

              何も詳しいことは知らずにCDを購入し、1曲目を流した瞬間、これは?、自分には寒気がするぐらい好きな音でした。
              初めて買う川井郁子さんのCDでしたが、是非是非他のCDも集めてみたいと思いました。
              部屋のオーディオでしっかり聴いても、寝る前に静かに聴いても、ドライブ中に聴いても、楽しましてくれます。
              クラッシクを聴かない人にも、お勧めします。新しいジャンルに出会えるかも・・・

              パッションというより多国籍なイメージを受けました

              タイトルのように、いろんなパッションを多彩な楽器と曲調で表現した
              アルバムだと思います。
              かなりアレンジされています。民族音楽風や古典的な感じなど
              幅が広いと思います。
              ブレーンストーミングするように、曲から湧き上がるイメージも
              楽しみながら聞けると思います。
              大変良い曲ばかりなので、おすすめの一枚です。

              アパッショナータ(Appassionato)

              2010.11.06 Saturday

              骨太の表現に安らぐ

              0
                仲道郁代のceleste 仲道郁代愛奏曲集

                買って良かった

                以前、NHKのBSで中道郁代さんがポロネーズを演奏していました。
                気持ちのいい端正な演奏ながら「ああ、ポーランド!」というショパンの熱が伝わる。
                CDを探して購入しました。

                収録全曲、駄作・駄演奏ということがない、流していて気持ちのいい曲です。

                (もうすでに適確なレビューが載っているので自分の僭越なレビューは恥ずかしいですが、
                多くの人にお勧めしたいと思ったので私も仲間入りさせていただきました。)

                大好きな一枚

                仲道さんのアルバムのなかで、大好きな一枚。よく聴いています。

                骨太の表現に安らぐ

                以前実演を聞いたことがあり、ジャケ写類から受ける印象とはまるで違う骨太な音楽を作る演奏者だということは知っていました。このような小品集でもしっかりした音楽の土台があり、心が落ち着きます。トロイメライで聞く母性的な表現もリスト編の献呈で聞く豊かな歌も、決して甘いロマンチシズムにまで陥ることがありません。

                1989年から2005年まで幅広い時代の演奏が収められていますが、演奏者の円熟と同時に録音技術の進歩も伺え、2005年の新録音、特に英雄ポロネーズは目の覚めるようなサウンドです。一音一音明晰なタッチで弾く演奏者のスタイルをよく表現しています。

                celeste 仲道郁代愛奏曲集

                クラランス
                2010.11.06 Saturday

                クラシック初心者には良いのでは

                0
                  フランチェスカッティ(ジノ)ののだめカンタービレ

                  普通に買って損はないかな

                  ボリューム満点のCDですね。
                  「この曲飽きる」って曲は、あんまり入っていないので、
                  クラシック初心者には良いのではないでしょうか。

                  のだめに出てくる曲が、全て入っているというわけではありませんが、
                  大体の曲は入っているので、
                  「この曲好きだけど曲名が分からないっ」
                  という人にはおススメです。

                  Best100と書いてありますが、なにも100曲入ってるわけじゃありません。
                  100トラック入っているということです。
                  楽章が変わるとトラック番号も変わりますので。

                  ですから、クラシック好きな方ならこのCDすごく買いですけど、
                  「わたしは本気で、のだめで聴いた曲しか聴きたくない!!」
                  って人は、他のCDを買った方がいいかもしれません。

                  あと、少し不満だったのがこのCDのブックレットです。
                  曲のできた推移とかを書いてあるのは、おもしろさが増してよかったです。
                  しかしその曲が、のだめのドラマ中のどこで流れたのかが
                  書いていませんでした。
                  曲名を忘れてしまって、「あの曲聴きたいなぁ」
                  と思っても、容易に探せませんでした。

                  まぁ、
                  「のだめの曲を聴きたいけど、どのCDを買ったらいいのかわからない!!」
                  という人は、このCDを買って大方の曲を集めちゃうのが良いと思います。
                  有名な良い曲たくさん入ってますよ。

                  期待はずれかな

                  どんな曲かを知るには100曲もありいいのかもしれないけど、
                  演奏自体はあまり好きではないです。
                  正直 感動・・できるような演奏はなかった気がする。

                  「のだめ」の感動できるクラッシックを聞きたいのならやめたほうがいいと思う。
                  あくまで勉強?のためであるなら意味あるかも。
                  教科書演奏のような弾き方ばかりで、私としては残念な結果でした。


                  一日中楽しめます

                  100曲分で約9時間強かかるので,1日中楽しめてなかなか飽きません.
                  始めてクラッシックを買いたいけど,先ず何から聞こうか?って考えている人には,ちょうど良いのではないかと思います.クラッシックの有名人は,1曲は入っています.この中から,気に入った人を順に次の曲選びに使えると思います.他にも,欲しい曲がいくつかある場合,この中に入っている事があるのではないでしょうか?
                  私は,後者の理由でこれを選びました.ある曲のある楽章が聞きたいといった理由ですので,これなら,他の人の曲も聞けて,よかったです

                  のだめカンタービレ ベスト100

                  バレンシアガ 財布
                  2010.11.05 Friday

                  何十年後も聴いていると思います。

                  0
                    フジ子・ヘミングの奇蹟のカンパネラ

                    「神々しい音色」 & 「人情あふれる演奏」!!!

                     1999年、フジ子・へミングさんの作品です。

                     フジ子・へミングさんは、「波乱万丈の人生」で有名だそうですが、何よりも演奏が、物語っています。
                     私は、フジ子・へミングさんの人生について知ることよりも、
                    「この演奏を、1回でも多く聴いた方がよいのではないか?」と思います。

                     譜面を超えた、
                    「優しく奏でられた音符」「余韻のある休符」のすべてが、
                    人間の持つ「情緒」「浪漫」「詩情」「哀愁」「悲哀」etcのあらゆる情を、表現しています。

                     どの情も、とても深く、心の奥底まで響きます。

                     私のオススメは、tr. 1,2,4,7,8,9です。
                     
                     「体も心もヘトヘトな方」へ。。。是非、聴いてください。
                     「体も心もヘトヘトな上、困難が降ってきている方」へ。。。是非是非、聴いてください。(今こそ、聴く時です!)
                     「既にお持ちの方」「聴いたことのある方」へ。。。もう一度、聴いてみては?

                     全てを解放して、フジ子・へミングさんのピアノに、身を委ねてみてください。
                     きっと、何かが満たされますよ♪

                    奇跡とは言い難い・・・

                    フジ子がいくら有名ピアニストといえども、ただのおばあさんなんだなと思いました。
                    ルバートが好きな人にはいいのかもしれませんが、インテンポで弾く技術がないため、それを誤魔化しているだけとしか感じられません。

                    「波瀾の人生」が人気を集めているようですが、人生経験でピアノがうまくなるわけではありません。
                    演奏の内面的な良し悪しを深く吟味せずに、表面的な聞き易さとメディアの取り上げた「波瀾の人生」に惑わされているだけではないのでしょうか。

                    技巧があってなんぼのエチュードである「ラ・カンパネラ」では、指が全然動いておらず、パガニーニやリストの世界観の表現まで文字通り手が回っていませんでした。

                    素人が一聴するだけなら、綺麗に聞こえるのかもしれませんが、ただ綺麗なだけで、リストの音楽には程遠いです。これを聴いたら、リストという作曲家を誤解する方が増えるだけだと思います。

                    そもそも、ピアニストの使命は、作曲者が楽譜に著した芸術表現を再現し、聴衆に伝えることにあります。
                    しかし、フジ子の演奏は、アクの強すぎるルバートと致命的な技術不足のせいで、まったくその使命が果たされていません。
                    こんなことを言うと「感性の違いだ」「好き好きの問題だ」などと言われますが、こういった演奏は、作曲者の意思反映というクラシック音楽においてもっとも重要な根本を疎かにしているため、個人的好みがどうとかいう以前の問題です。
                    フジ子もピアニストならば、リストの意思は楽譜から汲み取っているのでしょうが、それをねじ曲げてまで小綺麗に仕上げて、それは果たして、演奏と呼んでよいのでしょうか。

                    また、商品紹介欄に、
                    「文章にたとえるとすれば、難しい漢字や熟語を使わずに、わかりやすく自分の思うところを述べた口語文」
                    とありましたが、作曲者が表現したかった「漢字や熟語」を退けて勝手に「自分の思うところ」を述べられては、作曲者の意思反映も何もあったものではありません。
                    少々きつい言い方ですが、「漢字や熟語」を使うと、大衆に受け入れてもらえないから、「自分の思うところ」を言うという自己主張に走っているのでしょう。
                    また文章に例えて言わせてもらえば、「漢字や熟語」を使わない表現は、素人受けはするかもしれませんが、私のような根っからのピアノファンは、「口語文」どころか、「子供騙しのひらがなばかりの絵本」のようにしか感じません。

                    クラシックのリスナーならば、「絵本」ばかりでなく、「漢字や熟語」の入った格調高い演奏を聞いてほしいものです。

                    「ラ・カンパネラ」で、具体的に例をあげるなら、音色の美しさを前面に出したエフゲニー・キーシン、心地よい速さで聞かせるユンディ・リー、洗練された表現力をもったマルカンドレ・アムランなどの演奏をお勧めします。

                    ブームとは違う

                    偶然の重なりからフジコという人を知り、小さな小さな演奏会で聴き感涙した当時の彼女の音が詰まっています、何十年後も聴いていると思います。

                    奇蹟のカンパネラ

                    マリメッコ